NVCを実践中の話①

実際に、NVCを生活の中で取り入れている
当法人幹事の西津より
実践中の今を寄稿してもらいました

6/10,11ワークショップのお知らせはこちらより🌟

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NPO法人「べんざいてんのお家」で幹事を
勤めている西津です。

6月10日(土)・11日(日)にべんざいてんのお家が主催・
開催するワークショップ「NVC入門・こどもの生きる力を伸ばす関わり方を学ぶ2日間」の
発起人として「ことば」を寄せさせていただきます。

NVC(非暴力/共感的コミニュケーション)にであったのは2022年6月。

べんざいてんのお家代表の吉本がSNSで紹介していた『わかりあえないを越える』という本を図書館で見つけたことから始まります。

その日、わたしはとても伝えにくく
言い出しにくいこと、きっとこれを言うと
相手は怒るだろうこと。

でも、伝えないと相手との関係が壊れてしまうこと。それをどうやったら相手に伝えられるだろうか、そんなハウツーが書いてある本がないかと図書館をうろうろしていました。

その時、吉本が紹介していた本に目がとまり、手にとってみると、伝えにくいことことをどんな手順でどう伝えればいいか、そして相手にどう伝えれば、自分のリクエストを聞いてもらえるのかが書いてある!!!!

その時には、NVCというものが何かなどまったく興味はなく、ただ自分が求めていることが書いてある!!!ということだけにしか意識はなく。

それほど必死。その時のわたしには、その相手との関係性がそれほどに大切なことだったということです。

嬉々として借りて帰り、その手順に従って伝えてみたら、相手はすんなりわたしの気持ちと願いに寄り添い、聞きいれてくれた。

こんな出来事からわたしのNVCの探求は始まっています。

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NVCに出会う以前のわたしは人に弱いと思われたくない。強がって、さみしいくせにさみしいと言えず、困っているくせに、たすけてと言えず。

クールぶりながら、「どうせわたしのことなんてだれもわからへんねん」ってひとりでいじけていました。

そんなわたしに「うそのない」コミニュケーションの取り方を教えてくれているのがNVCです。

そして、ネガティブな感情を持つのは弱いからじゃない。弱音や愚痴を吐くことも弱いからじゃない。「ネガティブな感情・愚痴・弱音」の裏にある見失ってはいけないものの存在に気づかせてくれているのがNVCです。

NVCの学びのなかで孤立感が薄まり、人との関係性があたたかなものになりました。

「うそのない・あたたかなコミニュケーションの取り方」を家庭や職場などで「だれもわたしのことをわかってくれない」感をお持ちのお父さん・お母さんにぜひ共有したい。

正直に自分の気持ちを伝えられるコミニュケーションスキルをおやごさんが身につければ、それが自ずとお子さんたちにも根付き、彼らの生きる力の質を高めることになる。

こんな想いが募り、べんざいてんのお家の事業としてNVCのワークショップ開催を吉本に提案した次第です。

みなさんと豊かな2日間を過ごせることを楽しみにしています。そして、そこでできた繋がりを大切に育てていく場を作っていきたいと思っています。

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文中に出てくる

"そして、ネガティブな感情を持つのは弱いからじゃない。弱音や愚痴を吐くことも弱いからじゃない。「ネガティブな感情・愚痴・弱音」の裏にある見失ってはいけないものの存在に気づかせてくれているのがNVCです。"

ここに、私は「はっ!」とさせられました。
ネガティブなものを、ダメなことだ!ネガティブをポジティブに変換しなきゃならない!!
と強く思って生きてきたからです。

「ネガティブな感情・愚痴・弱音」裏にある見失ってはいけないものの存在。
そこに、自分が心から大切にしたいものがある。
意識しないと、見つからない自分の大切にしたいもの。

「よし!わかった!いっちょやったる!」と意気込んでも
きっと、できないのです。
長年の経験が、そこはモノを言います。それは、仕方のないことです。
脳が、そう学習して、その反応で自分を確実に守ってきたから。

「じゃあ、もう仕方ないから、やーめた!」と思うのは
早すぎる!!もったいない。

ぜひ、一緒にネガティブの奥にある自分が大切にしたいものを
見つける冒険に出かけちゃいましょう。

NVCは、出会えていなかった自分やもういちど自分と出会い直していける
自分をとてもよく知れる方法でもあります。

1人だとできないけれど、学び合う仲間がいれば
取り組めていけると強く思っています✨


皆さんのご参加お待ちしております。

✨申込先はこちらより

問い合わせは、こちらから(担当吉本)まで気軽にご質問ください。

2023年の桜も綺麗でしたね🌸
色々ありますが、すっと顔を上げて空を見上げたら
とても綺麗な景色が自分の周りには「いつもある」ことに
気付けるかもしれません。